私の男

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    私の男
    桜庭一樹著
    文春文庫


    第138回直木賞受賞作品。
    文庫化されて書店で平積みになっていたので買って読んでみました。
    予備知識なし。一日で一気に斜め読み。
    連想したのはラヴクラフト。
    暗くて寒いけどファンタジーでエンターテインメント。
    違うかぁ。
    何か居心地の悪さみたいなのがあってそれも面白かったんです。
    そんな感じかなぁ。


    信念を貫く

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      信念を貫く
      松井秀喜著
      新潮新書


      松井秀喜選手、エンゼルス移籍後の公式戦初戦は2安打1本塁打2打点と活躍してその存在感を知らしめました。
      そこに良いタイミングで出ていたこの本を読んでみました。
      内容はここ数年で松井選手が考えたり感じたりした事です。怪我に悩まされた07年、08年、そして最高の栄誉を勝ち取った09年。割合的には前者の怪我をしている時の事の方が多いです。切実でオーバーな書き方はされていませんが、その時期に松井選手がいかに悩み苦しんだか想像を絶するものがあります。
      余談ですが松井選手は毎年バットの形状や重さを変えます。毎年です。それは自分のバッティングスタイルを毎年アップデートしている事と同義です。イチロー選手がバットをデビュー時から全く変えていないのと非常に対照的です。イメージ的には逆のような気がしませんか。松井選手は道具すら変えるんですから。
      でも両者とも物凄い信念を持って野球をしているんですね。イチロー選手の場合はテレビなどで語っているので判りますが、松井選手のそれはこの本を読んで判りました。そして深く感じ入りました。松井選手は凄い。凄くてびっくりしました。以前出された本も読んでみようと思います。


      灯台守の話

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        灯台守の話
        ジャネット・ウィンターソン著
        岸本佐知子訳
        白水社


        偶然手に取って読んでみた本です。
        久しぶりに夢中になりました。
        読んだ後には何とも云えない不思議な気持ちに浸りました。
        シルバーとダーク、ピューとドッグ=ジム。
        ノアとダーウィン、ジキル博士とハイド氏。
        幾つものお話、幾つものメロディーが交互に現れてはハーモニーを積み重ねて、世界でただ一人の人間が本気で涙する音楽が紡がれていきます。
        その人間は私でもあり、貴方でもあります。
        ややこしくねじ曲がった人生。素晴らしき扉。そして世界の涯。
        言葉がこれ程までに強く美しく響く本は数少ないと思います。
        私はあと十回も二十回も読み直すと思います。
        もしかしたら一生読み続ける本の一冊になるかも知れません。


        イカの本、その9

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          イカ釣り攻略マニュアル
          船のイカ釣り入門の決定版!
          基本釣法&最新テクニック
          辰巳出版


          以前私が出した教則DVDとは関係御座いません。
          と云うかこっちが本当のイカ釣り。
          イカの種類、釣り具の解説、釣り方だけでなく、イカの料理の仕方からイカの生態解説まで、以前ご紹介したこちらの本に勝るとも劣らないイカワールドが満載です。
          子供の頃に釣りが大好きだった私には「イカ釣りタックル大全」のツノやスッテや餌木とかの写真がたまりません! 時間と予算に余裕があったら絶対イカ釣り始めるでしょ。いやほんと。
          なんだかヤバい本を手にした気がします。


          イカの本、その8

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            イカ干しは日向の匂い
            武田花 写真・文
            角川春樹事務所


            イカで検索して巡り逢った本。
            私の魂を揺り動かしてどこかに連れ去ってしまうような風景写真。
            古びた食堂の看板、ショーウインドウ、のれん、猫。
            光。一年に何度か、春先か秋口にある日向。
            どこか遠くの知らない町。擬似的に懐かしい風景。
            人はいない。だけどどこかにいる。
            巡り会いに感謝します。


            ウイルスたちの秘められた生活

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              ウイルスたちの秘められた生活
              決定版ウイルス百科
              ウエイン・ビドル著
              春日倫子訳
              角川文庫


              文字通りウイルスの色々な話が詰まった本です。
              文章自体はちょっとコミカルに書かれていて面白いなと感じながらも実は超おっかない話のオンパレード。
              ウイルスそのものもそうだけど、原因が特定できない不安感であったり、治療の対策がない絶望感であったり、本当におっかない。
              家に帰ったらうがい手洗いはもう絶対しなきゃいかんですね。拾い食いとかはもってのほかです。


              イカの本、その7

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                イカはいかようにしてもイカだ
                イソップが生きていたら話していたにちがいない、
                いやらしいたとえ話(みずみずしい教訓つき)
                ジョン・シェスカ文
                レイン・スミス絵
                青山南訳
                ほるぷ出版


                イカの本も遂に絵本にまで到達。
                この本に出て来るイカは足が8本だしエンペラがなくてお下げ髪。
                日本ではお馴染みのイカも欧米での印象はこうも違う。
                イカがこんなだからマグロもあんなだしクジラやイルカに至っては解り合える訳がないのかも知れません。(でもまあこの本を書いた人とは話が出来そうです)
                何だか出会えて良かったと思えた本です。サンキュー。


                世界の中心で

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                  最近は物凄いペースで本を読めます。一日に3冊読む日もあります。ただからくりがありまして、一度以上読んだ本の再読が半分以上あります。新しい本と既読の本を交互に読んでおりますと、いくら斜め読みとは云えペースが上がります。上がったからどうこうと云うのでもありませんが、まあ今はそんな季節なんです。それでまた再読。


                  世界の中心で愛を叫んだけもの
                  ハーラン・エリスン著
                  浅倉久志/伊藤典夫訳
                  ハヤカワ文庫


                  この本を何度も読み直すのは冒頭の大量殺戮の場面とベンノ・タラントとジャレッドと「少年は犬を愛するものさ」を読みたいからです(だいたいね)。
                  それについて何か考えるとかそう云った事ではなくてメロディーが心地良いからです。何度も繰り返すうちに心に染み入るメロディー。
                  時代は違うけど、スティングを思い出します。


                  量子力学の解釈問題

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                    量子力学の解釈問題
                    コリン・ブルース著
                    和田純夫訳
                    ブルーバックス


                    こちらは去年読んでいた本。3〜4ヶ月格闘しました。
                    エンタングルメント、不気味なリンク、エンタングルメント、ヒルベルト空間、一貫した歴史にEPR問題と来たもんだ。脳みそビリビリしますぜ。
                    キム・ヨナの演技が完璧だったのはともかく浅田真央の得点がなぜあんなに低かったのかもエンタングルメントなのか。不思議な世界である。


                    イカの本、その6

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                      イカの神経 ヒトの脳みそ
                      後藤秀機著
                      新潮新書


                      カエル、イカ、アメフラシ、ネズミ、そうした動物の神経や脳からヒトの脳へ。動物実験のみならず人体実験や犯罪にまで話が及んでギョッとする箇所もありますが、文章が明快でテンポが良くユーモアも交えて解りやすいのでドンドン読めます。とても素晴らしい本だと思います。
                      大麻がなぜ禁止なのかはネズミの反応から来ているんですね。ビックリしました。



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