天丼はまぐり鮨ぎょうざ

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    天丼はまぐり鮨ぎょうざ
    池部良著
    幻戯書房


    今年10月にお亡くなりになった映画俳優の池部良さんが2007年に出されたエッセイ集。食にまつわる少年時代から青年時代の思い出を書いておられます。画家であったお父様が大変にアクの強いお方のようで、度々登場しては理不尽な言動で周囲の人達を巻き込んで大騒ぎになるのですが、そのエピソードのあった戦前の情景がまるでつい最近の事のように生き生きと描かれております。軍人時代の話も俳優生活の一コマも然り。天丼については「観世音菩薩のお慈悲と猛獣が獲ってきた獲物を貪り食う醍醐味が味わえる」と百鬼園先生にも匹敵する表現をなさっておられます。サブタイトル通りの味なおすそわけです。御馳走様でした。御冥福を心からお祈り申し上げます。


    今月のめしとも

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      めしとも11月号、なんと特集は『丼100杯』です。トップはやはり天丼です。歓声をあげて大拍手といきたいところなんですが、相手が天丼ですからこれはちょっと云いたい事がある。丼汁が濃いのをくどくて美味しくないとかキツいと云うのは取材者の好みであって、そう云う濃いものは地元に根ざしたその土地の味であるのを変な書き方をしてはいけないと思う。天ぷらの衣が厚くて云々と文句を云っているのも同じ。それが好きな人もいるんですから、そう云った事も含めて考えられないのなら天丼を語る資格ナシ。自分の好みを「オヤジ」全体の好みとして考えるのは不遜に思える。失礼な記述には猛省を促したい。
      それはともかく見事なまでの丼、丼、丼のオンパレード。非常に読み応えがあって読後感はAです。まああと「オヤジ」とか「おじさん」とか限定しないで若い人や女性にも読んでもらいましょうよ。どうですか。


      今月のおとなの週末

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        おとなの週末11月号、またもや巻頭カラー頁の美味しそうな写真にしてやられます。肉だよー。そして『最新版ハンバーグ選手権』に突入。肉かー。これまたどれも美味しそうです。方向的にはワイルドさよりもマイルドさ重視。これは編集方針なのかライターの趣味なのかわからんですが、もっと男っぽいハンバーグも入れて欲しかった。流行じゃないのかな。
        そして大特集『大満足の居酒屋110店』です。毎度申しますが写真が素晴らしいです。料理の写真が本当に美味しそうなんです。取材の質も量もたっぷりで、どの店も安心して飲めそうなものばかり。ディープさには欠けますが申し分なし。
        ちょっと飛ばして『江ノ電完全ガイド』が非常に面白かったです。沿線の云々よりも江ノ電そのもの、運転士の一日、整備工場、車両カタログなどに重点が置かれていて、これは楽しい。江ノ島に行きたくなりました。
        今月号も読み応えバッチリで読後感A+。次号も楽しみです。


        今月の食楽

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          食楽11月号は『お好み焼き たこ焼き』特集。お店紹介を中心にレシピもしっかりあってなかなかの読み応え。なんですが、まずは私に粉モノに対する情熱があまりないこともあって、あまりこうバットを振る気分にならないのが正直なところ。お店紹介は無難な線ばかりで思わずスイングしそうになるエグい変化球に乏しい感じ。サプライズがない。掘り下げた取材の深みがない。ちょっと残念。
          今号は今までちょっと気になっていた誌面レイアウトのうるささがはっきりと気になります。宣伝ページは多くても良いとは思いますが、こうも露骨だと宣伝ページを読むのにお金を払っているのではないのになと余計な事を考えます。特集の軽さと相俟って非常にまとまりのない印象。一時期はdancyuよりもパワーがあったと感じていたのですが、今はdancyuが大差でリードですね。
          今月の食楽は読後感B。次号はワイン特集。どれだけ私の内角を攻めてくるか楽しみにしています。


          今月のdancyu

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            dancyu11月号は『うまい牛肉が食べたい!』と云う特集です。食べたいですよ牛肉。そこそこ美味ければいいですよ牛肉。私事ですが先日物凄くお腹が空いた時に自分が心から食べたい物は何かと深く自問自答したら肉でした肉。それもステーキ。ああこうして書いているだけで食べたくなる。
            さてその牛肉特集ですが、いきなりきましたフライパン焼きステーキ! もうこのビジュアルだけで幸せ。その後も牛肉料理オンパレード。熟成肉の奥深い世界、肉を切るナイフの話、タルタルステーキに韓流スープ、身悶えするような記事が満載です。世の趨勢はゴージャスな霜降り肉からシンプルな赤身肉にシフトしていくようですね。私はその方が嬉しいです。ああ本気で食べたくなる。
            第2特集は『新米』で、これまた御飯が食べたくなる。もうステーキと御飯があれば「俺に野菜はいらない〜」って歌の文句通りなんですが本当にいいんです幸せなんです。
            今月のdancyu読後感A+。うっしゃあ(←意味が定かでない気合い)。


            今月のめしとも

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              めしとも10月号、新装刊第2弾は「食べ放題、呑み放題!」特集です。
              焼肉、しゃぶしゃぶ、シュラスコ、寿司、カニ、とジャンル別の食べ放題から、ランチブッフェ、ホテルバイキング、居酒屋呑み放題、などの業態別食べ放題まで様々なジャンルを網羅。使えるガイドとして価値があると思います。気になるのはエリアの偏り。規模的に都内全域をカヴァーと云うのは難しいかも知れませんが、ちょっと残念。取材の量も同日発売のおとなの週末の圧倒的迫力の足下にも及ばない感がします。
              気品のある記事は田崎真也さんの連載とあと幾つかのみ。他誌に対して喧嘩を売るような無謀ながら痛快だった編集方針が鳴りを潜めた今、本気でめしともの知力体力が問われると思います。他誌でもやるようなデパート食品売り場ランキングなど必要なし。スポンサー企業と持ちつ持たれつの記事も必要なし。
              読後感はB++。田崎さんの連載がある限りはめしとも買います。


              今月のおとなの週末

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                おとなの週末10月号は、月刊化7周年の増ページ特大号。いつにも増して内容てんこ盛りです。巻頭カラーページの写真の美味しそうな事! 肉!
                まずは『丼の女王 海鮮丼』特集から。海鮮丼はあまり興味がない…とは云わせない迫力の美味しそうな写真のオンパレード! 名古屋大阪も網羅して食欲を根こそぎ掘り起こされました。
                そして『昭和の偉人が愛した66店の今』、しっかりした取材で興味をそそられます。ジャックスのステーキ食べたい! 肉!
                そしてそして今回の目玉『食べログを覆面調査』。食べログのランキングが実態に則しているかどうかを物凄い取材のクオンティティーで検証しています。焼き鳥、パン、そばの3部門だけですが、徹底して取材しています。なにか執念のようなものを感じます。
                都電荒川線ガイド』は地味ながら興味を大変にそそられました。
                今月号の読後感A+でした。写真の凄さを思い知りました。


                今月の食楽

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                  食楽10月号は待ってましたの『日本一旨い丼』特集! 表紙は親子丼ではありますが、天丼のレシピもお店紹介もあります。「天ぷら 矢吹」「てんぷら近藤」両店のレシピは読むだけで嬉しかったです。特集内で一番重きが置かれたのはカツ丼でしたか。これはまあしょうがないなぁ。自分もカツ丼が食べたくなりましたもの。カツ丼はどうしてこう魅惑的なのでしょうか。親子丼もいいなぁ。
                  お店紹介は殆どが東京のお店(東京以外は京都の「ひさご」のみ)でした。「日本一」と謳っておられるからにはもっと日本全国での取材が必要だったのではと考えます。お店のセレクトも無難に有名店って感じが否めません。
                  期待が大きかっただけに読後感はAにとどめます。それでも自分にとって丼とは何か、天丼とは何か、そう云った事を色々考えるきっかけにはなりました。そうした事もいずれまた書いてみたいと思っています。


                  今月のdancyu

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                    dancyu10月号は『心躍るパン』特集。dancyuならではの綿密な取材の質と量、お店紹介もレシピも読み応えがありました。自家製ツナのレシピなんてびっくり。ただ、パンは自分的にあまり重きを置いていないもので、心が躍らなかったので御座います。すみません。
                    心躍ったのは第2特集の『和紅茶新発見!』なんですが、これは本当の本当に新発見。伊勢の"モーレツ紅茶"なんて本当に行って飲んでみたい! 凄いの発掘してくるなー、まだまだ日本の食は知らない事がいっぱいあるんだろうなー、と感心すること頻り。ここのところのdancyuは本当に凄い!
                    今月のdancyuは読後感A+です。次号は牛肉特集だって! キャー!


                    今月のめしとも

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                      めしともが大リニューアル致しました。このところ特集が低価格帯の庶民派路線にシフトしてきたのに対して、著名ライター陣による連載などが創刊時からほったらかしで著しく統一感を削いでいた(特に来栖氏のが顕著)のをバッサリと全部カット。他誌評論などを一足先にやめていたので、ようやくこれですっきりした印象があります。
                      今月号は『500円で食べる、呑む!』と称して500円メニューを全体の半分以上にわたりこれでもかと掲載。500円メニューを求めるユーザーがこうした雑誌を買うのかと云う懸念はありますが。この徹底さ加減は評価できると思います。人の事をあれこれ云うより自分がまずしっかりやるんだって感じですね。
                      その心意気に読後感A。自分達のスタンスをどれだけ確立できるか期待します。

                      余談ですがマリーンズの唐川投手、19日のファイターズ戦に完封勝利、試合後のインタビューで、
                      「自分のやるべきことをきっちりやれば勝てると思っていた」
                      と語っておりました。21歳の若者がこの堂々たる発言。
                      それに対して19日にタイガース戦3連敗、投手陣の出来もともかく野手の守備も足を引っ張る形で3試合連続2桁失点した横浜ベイスターズ尾花監督曰く、
                      「みんなでつないで抑えるしかない」
                      とコメント。この差はなんだろ。
                      リニューアル、すべきではないのか。どうですか。



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