世界の涯で天丼を食らう

小野瀬雅生ダイアリー
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素晴らしき哉、品川丼。

品川駅構内には『常磐軒』と云う立ち食い蕎麦屋さんが何軒もあります。
ここで私が好きなのは品川丼。云ってみればかき揚げ丼です。450円です。

薄くてぺたんこのかき揚げの中身は桜海老、玉葱、春菊、イカげそ等。味わいはこれぞB級。かき揚げはふんわりしっとり。天ぷらはパリパリさっくりでなければと云う皆様には絶対にお勧め出来ません。更にB級な食べ方は、ついてくるスープ(温かい蕎麦汁)を丼にかけちゃう! 汁だく品川丼一丁上がり!
百鬼園先生ではないですが「犬や猫の食べるものを間違えて人間の前に持ち出した(大人片伝より抜粋)」様相を呈しておりますが(いやいや昨今の犬猫様はもっと見栄えのするもの食べてます)それはともかく、このスーパーB級食を私はいつも品川駅東海道線下りホーム(11、12番線)の常磐軒で食べておりました。
ところが昨年末、店の前にこんな張り紙が。

えー閉店なのと云うショックと、えーそんなに長く営業してたんだと云う驚きが共に押し寄せて参りました。

こちらこそお世話になりました。

そしてたまたまその閉店の日に訪れることが出来ました。その最終日の食券を手に。店の前には10人程の列が出来ておりました。
品川丼は他に山手線ホーム、京浜東北線ホームの常磐軒でも食べられるんですが、何でまた東海道線下りホームがご贔屓だったのかと申せば、こちらには「お好みそば」と云うシステムがあって、かけそばにカウンター上のトッピング(わかめ、揚げ玉、ねぎ、油揚げ等々)を入れ放題に出来たんです。そしてこのシステムが品川丼のスープにも適用されていたのです! お得だったんですよ。
そして東海道線下りホーム最終日の品川丼を戴きました。店内写真撮影禁止と張り紙がありましたが、店員さんに記念にと断って冒頭の品川丼の写真を撮らせてもらいました。食べ終えて店の外に出る時に店員さんに
「ありがとうございました。どうぞお元気で!」
と声をかけてもらい感無量。御馳走様でした。

そしてこちらは後日京浜東北線ホームの常磐軒で食べた品川丼。ビバ品川丼。品川丼フォーエヴァー。

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